【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.36 | totoco

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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.36

2025.08.22

み なさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

今月号では、わたしが生み出したtotoco(ヤマウチが販売しているクラウド型管理システム/製品名とっとこ)についてご案内いたします。とはいえ、売り込みではございません。今月号は「ウソやろwようやるわww」と、ゲラゲラ笑いながらお読みいただけましたら幸いでございます。

製品化すらしていないのにIAAEでお披露目することに

totocoは、弊社が香川で運営しております「スーパー整備工場ラチェットモンキー」で生まれました。当初は自社だけで使うつもりでしたから、全国の整備工場さまへ販売するだなんていう身の程知らずな事など考えてもおりませんでした。ところが、totocoプロトタイプをローンチして1年が経過した頃合いに、基幹システムを販売している大手企業さまや、整備工場には欠かすことができない製品を多数取り扱っている大手商社さまが「これ・・売れるんじゃない?」とお声かけくださることになりまして、販売までこぎつけた変わり種のプロダクトでございます。

「システム販売にチャレンジしよう!」という判断をしてからが、とにかく驚くほどに速く、なんと半年後のIAAE(国際オートアフターマーケット)では、まだ製品化すらしていないにもかかわらず、大手基幹システムさまのブースを間借りして、参考出品扱いにて世の中にお披露目することとなります。IAAEの開催場所は、あの「東京ビックサイト」です。そんなトコで、昨日まで整備工場で車検を売っていた私たちがシステム(もう一回書きますが、まだ未開発でっせ!)を売るんです。もうね、今思い出しても、恐ろしくて恐ろしくてブルブル震えてしまいます(笑)

試作品から製品化まで2年!さすがにチャレンジングでしょ

そんな中、大手商社さまのエラい方が「人見さん、しゃべりがオモロいしネタも豊富やから講演できるでしょ(ニヤニヤ)製品紹介を兼ねてウチの催事で講師デビューしませんか?」と、お声かけいただくことになります。「いやいや!そんな恐れ多い!できるわけがありませんやん!アタシ整備工場のフロントスタッフなんやで!」もちろん逃げの一手でございます(笑)

ところがですね、塩上司(久方ぶりに登場させますね。わたしのの天敵でございますwご興味のある方はコラム○月号あたりをご確認ください)がですね、「こんなにありがたい話に挑戦しないだなんて仕事人の判断ではありませんよ。まさか逃げるつもりじゃないでしょうね?」とか言い出しましてですね・・。わたしは自他ともに認める天性の負けず嫌いですから「は!?逃げてねぇし!」を発動です。今考えますと、塩のヤツに上手く誘導された気が・・くっそう・・ぐぬぬ・・。

参考出品だけでしたら「やっぱりリリースできませんでした・・」と、逃げられたのだけれど、にっちもさっちも雪隠詰め!完全に逃げ場をふさがれる事となり、半年後にはリリースするはこびとなりました。

おさらいのために書いておきますが、プロトタイプをローンチしたのが2014年10月。そして製品版をリリースしたのが2016年9月です。その間、たった2年です。ちょっとチャレンジングすぎやしませんか!?

リリース後、お申込みいただいた先様に順次納品を進めていくわけですが、各社さまより、想定外のご要望を多数(しかもレベチな数!)お受けする事となります。当時のtotocoは、とてもじゃないですが、多数のご要望にお応えできるスペックではございませんでしたので、都度、ブラッシュアップしていくわけですが、スピード重視で進めたことで、多数のバグが発生することになります。

毎日の様に納品先様へ、メールと電話でスライディング土下座です。信用してご契約くださった先様に、多大なるご迷惑をかけていることを考えると申し訳なさでいっぱいになります。身体も変調を期し、過呼吸まで発症する始末です。仕事人生最大のピンチ!ホンマにホンマの「マジであかん!なんとかせな!!」でございます!

世界的なSEとご縁を紡ぎSaaSビジネスに挑戦!

しかし、わたし、自分で言うのもなんですが、いわゆる「持ってるヒト」なんです。世界的にご活躍されているシステムエンジニアの方とご縁を紡ぐことができまして、最初は渋りに渋られたのだけれど、三顧の礼をつくした結果、システムを再構築くださることとなります。「人見さんがやってることはズバりSaaS(Software as a Serviceの略。)ビジネスです。カスタマーファーストの精神でユーザーが使いやすい様に、ずーっとブラッシュアップしつづけ、ユーザーに成功体験を絶えず提供しつづけなければ事業として成り立たない商売ですよ」と、ご指導いただき「わたし・・とんでもない事業に手をだしていたんだ・・」と、またもや恐怖でブルブルと震えるわけです。とはいえ、実のところを申しますと、私のアタマの芯では「totocoが良い製品だから岐路に立つ度に素晴らしい方々とご縁が紡げるんだ・・。そうなる様になってるんだな・・。こりゃ絶対に商売として成り立つわね・・」という謎の確信を得ておりました。

数々の恐怖経験を経て、バグが落ち着いたのが、2018年1月。以降、徐々にご契約件数が増えていくわけですが、絶えずブラッシュアップをしつづけることで、今ではありがたい事に「使いやすい」と高評価をいただける様になりました。ラチェットモンキーのDX化や、整備工場ならではの実例なども、ご案内しながら販売しておりますから、Web予約やクラウド管理などに挑戦するハードルを低く感じていただけているのかもしれませんね♪

整備工場のフロントスタッフがSaaSビジネスの立ち上げに挑戦する・・。こんなとんでもない事がおこるから仕事って面白いです(笑)

totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!のバックナンバーはこちらから

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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.36

み なさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

今月号では、わたしが生み出したtotoco(ヤマウチが販売しているクラウド型管理システム/製品名とっとこ)についてご案内いたします。とはいえ、売り込みではございません。今月号は「ウソやろwようやるわww」と、ゲラゲラ笑いながらお読みいただけましたら幸いでございます。

製品化すらしていないのにIAAEでお披露目することに

totocoは、弊社が香川で運営しております「スーパー整備工場ラチェットモンキー」で生まれました。当初は自社だけで使うつもりでしたから、全国の整備工場さまへ販売するだなんていう身の程知らずな事など考えてもおりませんでした。ところが、totocoプロトタイプをローンチして1年が経過した頃合いに、基幹システムを販売している大手企業さまや、整備工場には欠かすことができない製品を多数取り扱っている大手商社さまが「これ・・売れるんじゃない?」とお声かけくださることになりまして、販売までこぎつけた変わり種のプロダクトでございます。

「システム販売にチャレンジしよう!」という判断をしてからが、とにかく驚くほどに速く、なんと半年後のIAAE(国際オートアフターマーケット)では、まだ製品化すらしていないにもかかわらず、大手基幹システムさまのブースを間借りして、参考出品扱いにて世の中にお披露目することとなります。IAAEの開催場所は、あの「東京ビックサイト」です。そんなトコで、昨日まで整備工場で車検を売っていた私たちがシステム(もう一回書きますが、まだ未開発でっせ!)を売るんです。もうね、今思い出しても、恐ろしくて恐ろしくてブルブル震えてしまいます(笑)

試作品から製品化まで2年!さすがにチャレンジングでしょ

そんな中、大手商社さまのエラい方が「人見さん、しゃべりがオモロいしネタも豊富やから講演できるでしょ(ニヤニヤ)製品紹介を兼ねてウチの催事で講師デビューしませんか?」と、お声かけいただくことになります。「いやいや!そんな恐れ多い!できるわけがありませんやん!アタシ整備工場のフロントスタッフなんやで!」もちろん逃げの一手でございます(笑)

ところがですね、塩上司(久方ぶりに登場させますね。わたしのの天敵でございますwご興味のある方はコラム○月号あたりをご確認ください)がですね、「こんなにありがたい話に挑戦しないだなんて仕事人の判断ではありませんよ。まさか逃げるつもりじゃないでしょうね?」とか言い出しましてですね・・。わたしは自他ともに認める天性の負けず嫌いですから「は!?逃げてねぇし!」を発動です。今考えますと、塩のヤツに上手く誘導された気が・・くっそう・・ぐぬぬ・・。

参考出品だけでしたら「やっぱりリリースできませんでした・・」と、逃げられたのだけれど、にっちもさっちも雪隠詰め!完全に逃げ場をふさがれる事となり、半年後にはリリースするはこびとなりました。

おさらいのために書いておきますが、プロトタイプをローンチしたのが2014年10月。そして製品版をリリースしたのが2016年9月です。その間、たった2年です。ちょっとチャレンジングすぎやしませんか!?

リリース後、お申込みいただいた先様に順次納品を進めていくわけですが、各社さまより、想定外のご要望を多数(しかもレベチな数!)お受けする事となります。当時のtotocoは、とてもじゃないですが、多数のご要望にお応えできるスペックではございませんでしたので、都度、ブラッシュアップしていくわけですが、スピード重視で進めたことで、多数のバグが発生することになります。

毎日の様に納品先様へ、メールと電話でスライディング土下座です。信用してご契約くださった先様に、多大なるご迷惑をかけていることを考えると申し訳なさでいっぱいになります。身体も変調を期し、過呼吸まで発症する始末です。仕事人生最大のピンチ!ホンマにホンマの「マジであかん!なんとかせな!!」でございます!

世界的なSEとご縁を紡ぎSaaSビジネスに挑戦!

しかし、わたし、自分で言うのもなんですが、いわゆる「持ってるヒト」なんです。世界的にご活躍されているシステムエンジニアの方とご縁を紡ぐことができまして、最初は渋りに渋られたのだけれど、三顧の礼をつくした結果、システムを再構築くださることとなります。「人見さんがやってることはズバりSaaS(Software as a Serviceの略。)ビジネスです。カスタマーファーストの精神でユーザーが使いやすい様に、ずーっとブラッシュアップしつづけ、ユーザーに成功体験を絶えず提供しつづけなければ事業として成り立たない商売ですよ」と、ご指導いただき「わたし・・とんでもない事業に手をだしていたんだ・・」と、またもや恐怖でブルブルと震えるわけです。とはいえ、実のところを申しますと、私のアタマの芯では「totocoが良い製品だから岐路に立つ度に素晴らしい方々とご縁が紡げるんだ・・。そうなる様になってるんだな・・。こりゃ絶対に商売として成り立つわね・・」という謎の確信を得ておりました。

数々の恐怖経験を経て、バグが落ち着いたのが、2018年1月。以降、徐々にご契約件数が増えていくわけですが、絶えずブラッシュアップをしつづけることで、今ではありがたい事に「使いやすい」と高評価をいただける様になりました。ラチェットモンキーのDX化や、整備工場ならではの実例なども、ご案内しながら販売しておりますから、Web予約やクラウド管理などに挑戦するハードルを低く感じていただけているのかもしれませんね♪

整備工場のフロントスタッフがSaaSビジネスの立ち上げに挑戦する・・。こんなとんでもない事がおこるから仕事って面白いです(笑)

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