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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.41

2025.08.27

みなさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

先月号では、お客様へお出ししている「丁寧なご案内」のうち、どれを継続し、どれを取りやめするのかを決める際の、判断手法について、実例をあげつつお話いたしました。

誤解の無い様に書きますが、これってけっして「丁寧なご案内はムダ!辞めちゃいましょう!」というお話ではありません。もちろんお客様の満足度を高めるために、丁寧さを追求するのは、とっても良い事です!だけれども、「プラスアルファのサービスをするぞ!」と、どれほど声を枯らしてシュピレヒコールを上げたとしても、現場の皆様が慢性的な人手不足や業務過多で疲弊されているならば、そこにオモテナシの心が宿るわけがありません。心がこもっていない丁寧なご案内を疲れた顔でやる・・。そんなのどこに「幸せ」があるのかと・・。

従業員の疲弊問題を解決するには、増員するのが一番てっとりばやいですよね?だけど、求人広告を出しても昔と違って反応が薄いですし、なまじ上手く増員ができたとしても、「経費が増えたのにトップラインが伸び悩む」なんてことになっちゃうと、賞与や昇給に影響が出ますから、全方位的にみな不幸になってしまいます。ですから、「増員ありきじゃなく、業務の効率化をまずは図ろう!」となるわけです。

「業務効率化」の本当の意味は皆が豊かな人生を歩むことです

こんな思いとは裏腹に、「業務効率化」という言葉に対して、めっちゃくちゃアレルギー反応を起こす方がいっぱいます。「なんだかんだ言って、結局のところオレらの仕事量が増えるってことだろ!?」「仕事量は増えるのに給料は変わんねぇってか!?おかしくねぇか!?」ハイハイ。これらの、もっともじみた言葉の束。アタシたたき売りするほどに聞きましたけん!

「そんなわけないやん!労使イーブンや!会社は私たちを選び、私たちも会社を選んでるんやないの!労使互いがリスペクトしあってる仲やから、みんな気を入れて仕事やってるんやないん!?会社とアタシ達で、なんで足の引っ張り合いをせなあかんのよ!!」でございます。

業務効率化って言葉には、「従業員の皆様のお休みを増やし、残業を減らすことで。ゆたかな人生を歩んでいただきたい!そのためには、毎年の昇給と賞与は不可欠だよね!!」この想いが詰まっていることを私たち従業員は知らなければいけないし、マネージャーは、この言葉が真実になる様、日々研鑽せねばならないのです。その先に信用が生まれて「よし。互いの為にがんばろう!」という想いが醸成されていくのです。

業務効率化の近道は「DX化」でもやっぱり反対の声は出ます

業務効率化の近道に「DX化」があるのですが、これもまたネガティブに捉える方がいらっしゃいます。「今のやり方で、全然困っていないのに、どうしてDX化するんですか!?私たちに仕事をもっとしろってことですか!?」。うへぇ・・困るも困らんも今の仕事がラクにできた方がえぇんちゃうん?なんでそんなワーワー言うん・・。

業務効率化やDX化という言葉がネガティブに聞こえる理由なんですけどね、わたしが思うに、Web上や新聞の紙面に飛び交っているヘッドラインが「DX化で処理台数が大幅増!」とか「DX化で昨年比売上高〇%増!」など、経営者の方々が喜びそうなものが多いからだと思うんです。もし、「DX化!捻出した時間で昼寝タイムを導入!」や、「DX化で無駄を完全殲滅!従業員はストレスゼロへ!!」など、従業員目線のキャッチコピーの勢力が強ければ、ネガティブなイメージはつかなかったんじゃなかろうかと・・。現にtotoco(とっとこ/ヤマウチで販売しているクラウド型管理予約システム)をこしらえる為に皆様からヒアリングをしていた2014年当時を思い起こしますと、仕事が増えると連想しちゃう言葉なんてもんは、ひとことも使った事は無く、毎日呪文の様に「ココをこうしたらラクになるやろ?無駄やったアレもコレにサクっと変えたらカンタンでよろしいやん!」こんなことばっかり申しておりました。大きな混乱も無く脱ホワイトボード&ペーパーレスができたのはネガティブな印象が薄かったからかもしれません。

DX化に難色を示す人には反対する理由を聞くのがコツです

わたしがDX化を進めていく中で気を付けたのは「totocoで業務効率化が図れるんだから、もっと車検台数伸ばせるでしょ!?」などという仕事の負荷を連想させる言葉をメカニックの皆様に軽口でも言わないということでした。

安心してください。そんな言葉をかけずとも、整備の受け入れ台数は増えます。これまでお客様にお待ちいただいていた作業が「あ!すぐできますよ!」となるわけですから当然ですよね?マネジメント陣はしっかりと増客戦略の腕を磨き、メカニックの為に整備の仕事を創出してさしあげれば良いのです。個人的にはDX化&業務効率化に挑戦して1年ほど経過した頃合いに「あれ?知らないうちにトップラインが上がってるじゃん!仕事ってそんなに増えてたっけ??」となれば成功だと思っています(これ・・マネージャーとしてはニヤニヤ待ったなしですよねw)

DX化に難色を示す方のお話は、額面通りにとらえず「なぜイヤなのか」と尋ねてみてください。深掘りすると「ラクになるならDX化自体は賛成だよ!だけど、○○をする方が先だろ!?」と意外な返答が返ってくることが多いです。DX化が嫌いなのではなく、違うところに反対する理由があるというわけです。見つかった問題点を、解決するか否かは経営判断になるのでしょうけれど、DX化を進める足掛かりにはなると思います。「うーん。なかなか挑戦できないなぁ・・」とお悩みの方!是非おためしてみてくださいませ!

totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!のバックナンバーはこちらから

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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.41

みなさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

先月号では、お客様へお出ししている「丁寧なご案内」のうち、どれを継続し、どれを取りやめするのかを決める際の、判断手法について、実例をあげつつお話いたしました。

誤解の無い様に書きますが、これってけっして「丁寧なご案内はムダ!辞めちゃいましょう!」というお話ではありません。もちろんお客様の満足度を高めるために、丁寧さを追求するのは、とっても良い事です!だけれども、「プラスアルファのサービスをするぞ!」と、どれほど声を枯らしてシュピレヒコールを上げたとしても、現場の皆様が慢性的な人手不足や業務過多で疲弊されているならば、そこにオモテナシの心が宿るわけがありません。心がこもっていない丁寧なご案内を疲れた顔でやる・・。そんなのどこに「幸せ」があるのかと・・。

従業員の疲弊問題を解決するには、増員するのが一番てっとりばやいですよね?だけど、求人広告を出しても昔と違って反応が薄いですし、なまじ上手く増員ができたとしても、「経費が増えたのにトップラインが伸び悩む」なんてことになっちゃうと、賞与や昇給に影響が出ますから、全方位的にみな不幸になってしまいます。ですから、「増員ありきじゃなく、業務の効率化をまずは図ろう!」となるわけです。

「業務効率化」の本当の意味は皆が豊かな人生を歩むことです

こんな思いとは裏腹に、「業務効率化」という言葉に対して、めっちゃくちゃアレルギー反応を起こす方がいっぱいます。「なんだかんだ言って、結局のところオレらの仕事量が増えるってことだろ!?」「仕事量は増えるのに給料は変わんねぇってか!?おかしくねぇか!?」ハイハイ。これらの、もっともじみた言葉の束。アタシたたき売りするほどに聞きましたけん!

「そんなわけないやん!労使イーブンや!会社は私たちを選び、私たちも会社を選んでるんやないの!労使互いがリスペクトしあってる仲やから、みんな気を入れて仕事やってるんやないん!?会社とアタシ達で、なんで足の引っ張り合いをせなあかんのよ!!」でございます。

業務効率化って言葉には、「従業員の皆様のお休みを増やし、残業を減らすことで。ゆたかな人生を歩んでいただきたい!そのためには、毎年の昇給と賞与は不可欠だよね!!」この想いが詰まっていることを私たち従業員は知らなければいけないし、マネージャーは、この言葉が真実になる様、日々研鑽せねばならないのです。その先に信用が生まれて「よし。互いの為にがんばろう!」という想いが醸成されていくのです。

業務効率化の近道は「DX化」でもやっぱり反対の声は出ます

業務効率化の近道に「DX化」があるのですが、これもまたネガティブに捉える方がいらっしゃいます。「今のやり方で、全然困っていないのに、どうしてDX化するんですか!?私たちに仕事をもっとしろってことですか!?」。うへぇ・・困るも困らんも今の仕事がラクにできた方がえぇんちゃうん?なんでそんなワーワー言うん・・。

業務効率化やDX化という言葉がネガティブに聞こえる理由なんですけどね、わたしが思うに、Web上や新聞の紙面に飛び交っているヘッドラインが「DX化で処理台数が大幅増!」とか「DX化で昨年比売上高〇%増!」など、経営者の方々が喜びそうなものが多いからだと思うんです。もし、「DX化!捻出した時間で昼寝タイムを導入!」や、「DX化で無駄を完全殲滅!従業員はストレスゼロへ!!」など、従業員目線のキャッチコピーの勢力が強ければ、ネガティブなイメージはつかなかったんじゃなかろうかと・・。現にtotoco(とっとこ/ヤマウチで販売しているクラウド型管理予約システム)をこしらえる為に皆様からヒアリングをしていた2014年当時を思い起こしますと、仕事が増えると連想しちゃう言葉なんてもんは、ひとことも使った事は無く、毎日呪文の様に「ココをこうしたらラクになるやろ?無駄やったアレもコレにサクっと変えたらカンタンでよろしいやん!」こんなことばっかり申しておりました。大きな混乱も無く脱ホワイトボード&ペーパーレスができたのはネガティブな印象が薄かったからかもしれません。

DX化に難色を示す人には反対する理由を聞くのがコツです

わたしがDX化を進めていく中で気を付けたのは「totocoで業務効率化が図れるんだから、もっと車検台数伸ばせるでしょ!?」などという仕事の負荷を連想させる言葉をメカニックの皆様に軽口でも言わないということでした。

安心してください。そんな言葉をかけずとも、整備の受け入れ台数は増えます。これまでお客様にお待ちいただいていた作業が「あ!すぐできますよ!」となるわけですから当然ですよね?マネジメント陣はしっかりと増客戦略の腕を磨き、メカニックの為に整備の仕事を創出してさしあげれば良いのです。個人的にはDX化&業務効率化に挑戦して1年ほど経過した頃合いに「あれ?知らないうちにトップラインが上がってるじゃん!仕事ってそんなに増えてたっけ??」となれば成功だと思っています(これ・・マネージャーとしてはニヤニヤ待ったなしですよねw)

DX化に難色を示す方のお話は、額面通りにとらえず「なぜイヤなのか」と尋ねてみてください。深掘りすると「ラクになるならDX化自体は賛成だよ!だけど、○○をする方が先だろ!?」と意外な返答が返ってくることが多いです。DX化が嫌いなのではなく、違うところに反対する理由があるというわけです。見つかった問題点を、解決するか否かは経営判断になるのでしょうけれど、DX化を進める足掛かりにはなると思います。「うーん。なかなか挑戦できないなぁ・・」とお悩みの方!是非おためしてみてくださいませ!

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