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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.44

2025.08.27

みなさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

今月号では、データー保管の仕方についてご案内いたします。

まずは「クラウド」からご説明してまいります

今では一般的になったCloud(クラウド)ですが、正式には、cloud computing(クラウドコンピューティング)と言います。Wikiを確認しますと「インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。略してクラウドと呼ばれることも多く、cloud とは英語で「雲」を意味する(後略)」。とありました。

クラウドの対義語をググりますと「on-premises(オンプレミス)」と出て参りまして、Wikiには「サーバやソフトウェアなどの情報システムを、使用者が管理している施設の構内に機器を設置して運用することをいう。プレミス(premise)は「構内」「店内」の意味。「自社運用」ともいう(後略)」とありました。

前者の場合、雲の様に空にプカプカ浮いてる場所へ、パソコンやスマホなどデバイスを介してデータを格納したり取り出したりするわけで、要は、雲の中に手をガッサガッサ突っ込める様にデバイスの環境を整えておきさえすれば、いつでも、どこでも、誰でもが、雲の中にあるデータを利用できるという「おい!未来かよ!」ってな代物であります。

この概念って、実は歴史が大変浅く、2000年代から急激に普及しはじめました。詳しく確認しますと、「グーグルは2008年、マイクロソフトは2010年にクラウドサービスを開始」とありましたので、ここ20年で爆発的に浸透した世界観となります。

クラウドを信用しなきゃスマホなんて使えません

ここで心配になるのが「えぇ・・雲にデータ格納とか・・。セキュリティ的にどうなんよ?」ってトコですよね?ですから、きょうび何をするでもIDとPASSまみれになっていくんですよね(笑)最近では顔とか指紋で認識できなきゃデータの出し入れができなかったり、ワンタイムパスワードをデバイスに飛ばしてご本人確認が取れなければ何もできない仕組みが主流にとなってきていますし、勤務場所など、あらかじめ設定した箇所でしかデータの出し入れができない様に敢えて枷をかける法人企業もあります。セキュリティ界隈に明るい方へお尋ねしたところ「個人情報の流出って、ほぼほぼ関所になるべきヒトの運用ミスなんです。データ抜き取り詐欺にあうだけじゃなく、デバイスにIDやPASSを貼って使用したことで第三者がいとも簡単にデータを抜き取ってしまったり、誰もが思いつく様なカンタンなパスワードを設定したり、パスワード自体を使いまわしたり・・。心当たりはないですか?アレが一番危険なんですよ。クラウドサービス自体のセキュリティは固いと思います」との事。なるほどなぁ・・。クラウドを心配する云々よりも、まずは自分たちだよね!というところでしょうかね・・。と申しますか、きょうびクラウドを信用しなきゃスマホなんて使えないですよね(笑)

オンプレはセキュアですが小回りが利かないのがネック

後者は、「構内・店内」という表現で分かる様に、自分たちがリアルに管理している空間にデータの格納場所があります。オンプレで運用されている会社さまですと、デスクトップパソコンの様な四角い物体がどこかに置いてあるのではありませんか?アレがデータが格納されているサーバーです。イントラネット(組織内だけで使えるプライベートネットワーク)でも使えますから、データの取り扱いだけを切り取って考えますと、とってもセキュアですよね。だけど、ネットワーク環境を構築するのに初期費用がかかりますし、OS(ウィンドウズとかマックとかのことです)のバージョンが上がったりデバイスの利用環境が変わると、都度保守が必要になります。また、クローズドの世界でネット利用ができる様に環境整備をするわけですから、基本的にはクラウドの様に「だれもがどこからでもデータを閲覧したり活用ができる」というわけには参りません。とってもセキュアな反面、小回りが利かないというわけです。

「自分たちがやりたいこと」に合うデータの運用方法を選んでください

ここまで書いてなんですが、別に私はオンプレ反対派なわけではありません。だって超セキュアだもん!それに、あらかじめ「このヒトは大丈夫!」とか、細やかな設定を組みさえしておけば、クラウドの様に物理サーバーが無い場所からでもデータを活用できますからね!ただですね・・私はケチんぼなもんですから「はぁぁ・・。何をするでも・・お金がかかるんだよなぁ・・」とため息をついてしまうだけでございます (笑)

こちらのコラムで幾度となくご案内しておりますtotoco(ヤマウチにて販売している予約管理システム/商品名 とっとこ)ですが、予約管理もさることながら、実は「いま入庫している車両の状況をスタッフ全員が把握でき、カンタン操作で管理することができる」コレが得意なんです。開発当初はSaaS(Software as a Serviceの略/必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアもしくはその提供形態のこと)ビジネスに挑戦するだなんて大それたことは考えていませんでしたが、ケチんぼな私の選択はアタマっからクラウド一択でした。「少し離れた休憩室からでも、客前にあるフロントからでも、自宅や出張先など社外からでも、店舗の予約や車両整備の進捗状況が分かるもんが欲しい!もちろんシステムの操作も場所なんて関係なくできなきゃなんないし、操作した際、リアルタイムですべてのデータが刷新されるのもマストだし!フロントの仕事が増えるのはイヤだから、ネット予約もリアル予約もすべて一元管理できなきゃね!」こんなことを開発する前から考えておりましたし、時代の流れの速さから、開発後もじゃんじゃんブラッシュアップしつづけなきゃなんないという予感もありました。ですから安価に挑戦できるクラウドを選んだというわけです。

これからシステムの導入や開発を検討されている会社さまは、どちらの方法でデータ運用をするのが「自分たちがやりたい事」に合っているのか、しっかりと社内協議してみてくださいね!

totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!のバックナンバーはこちらから

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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.44

みなさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

今月号では、データー保管の仕方についてご案内いたします。

まずは「クラウド」からご説明してまいります

今では一般的になったCloud(クラウド)ですが、正式には、cloud computing(クラウドコンピューティング)と言います。Wikiを確認しますと「インターネットなどのコンピュータネットワークを経由して、コンピュータ資源をサービスの形で提供する利用形態である。略してクラウドと呼ばれることも多く、cloud とは英語で「雲」を意味する(後略)」。とありました。

クラウドの対義語をググりますと「on-premises(オンプレミス)」と出て参りまして、Wikiには「サーバやソフトウェアなどの情報システムを、使用者が管理している施設の構内に機器を設置して運用することをいう。プレミス(premise)は「構内」「店内」の意味。「自社運用」ともいう(後略)」とありました。

前者の場合、雲の様に空にプカプカ浮いてる場所へ、パソコンやスマホなどデバイスを介してデータを格納したり取り出したりするわけで、要は、雲の中に手をガッサガッサ突っ込める様にデバイスの環境を整えておきさえすれば、いつでも、どこでも、誰でもが、雲の中にあるデータを利用できるという「おい!未来かよ!」ってな代物であります。

この概念って、実は歴史が大変浅く、2000年代から急激に普及しはじめました。詳しく確認しますと、「グーグルは2008年、マイクロソフトは2010年にクラウドサービスを開始」とありましたので、ここ20年で爆発的に浸透した世界観となります。

クラウドを信用しなきゃスマホなんて使えません

ここで心配になるのが「えぇ・・雲にデータ格納とか・・。セキュリティ的にどうなんよ?」ってトコですよね?ですから、きょうび何をするでもIDとPASSまみれになっていくんですよね(笑)最近では顔とか指紋で認識できなきゃデータの出し入れができなかったり、ワンタイムパスワードをデバイスに飛ばしてご本人確認が取れなければ何もできない仕組みが主流にとなってきていますし、勤務場所など、あらかじめ設定した箇所でしかデータの出し入れができない様に敢えて枷をかける法人企業もあります。セキュリティ界隈に明るい方へお尋ねしたところ「個人情報の流出って、ほぼほぼ関所になるべきヒトの運用ミスなんです。データ抜き取り詐欺にあうだけじゃなく、デバイスにIDやPASSを貼って使用したことで第三者がいとも簡単にデータを抜き取ってしまったり、誰もが思いつく様なカンタンなパスワードを設定したり、パスワード自体を使いまわしたり・・。心当たりはないですか?アレが一番危険なんですよ。クラウドサービス自体のセキュリティは固いと思います」との事。なるほどなぁ・・。クラウドを心配する云々よりも、まずは自分たちだよね!というところでしょうかね・・。と申しますか、きょうびクラウドを信用しなきゃスマホなんて使えないですよね(笑)

オンプレはセキュアですが小回りが利かないのがネック

後者は、「構内・店内」という表現で分かる様に、自分たちがリアルに管理している空間にデータの格納場所があります。オンプレで運用されている会社さまですと、デスクトップパソコンの様な四角い物体がどこかに置いてあるのではありませんか?アレがデータが格納されているサーバーです。イントラネット(組織内だけで使えるプライベートネットワーク)でも使えますから、データの取り扱いだけを切り取って考えますと、とってもセキュアですよね。だけど、ネットワーク環境を構築するのに初期費用がかかりますし、OS(ウィンドウズとかマックとかのことです)のバージョンが上がったりデバイスの利用環境が変わると、都度保守が必要になります。また、クローズドの世界でネット利用ができる様に環境整備をするわけですから、基本的にはクラウドの様に「だれもがどこからでもデータを閲覧したり活用ができる」というわけには参りません。とってもセキュアな反面、小回りが利かないというわけです。

「自分たちがやりたいこと」に合うデータの運用方法を選んでください

ここまで書いてなんですが、別に私はオンプレ反対派なわけではありません。だって超セキュアだもん!それに、あらかじめ「このヒトは大丈夫!」とか、細やかな設定を組みさえしておけば、クラウドの様に物理サーバーが無い場所からでもデータを活用できますからね!ただですね・・私はケチんぼなもんですから「はぁぁ・・。何をするでも・・お金がかかるんだよなぁ・・」とため息をついてしまうだけでございます (笑)

こちらのコラムで幾度となくご案内しておりますtotoco(ヤマウチにて販売している予約管理システム/商品名 とっとこ)ですが、予約管理もさることながら、実は「いま入庫している車両の状況をスタッフ全員が把握でき、カンタン操作で管理することができる」コレが得意なんです。開発当初はSaaS(Software as a Serviceの略/必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアもしくはその提供形態のこと)ビジネスに挑戦するだなんて大それたことは考えていませんでしたが、ケチんぼな私の選択はアタマっからクラウド一択でした。「少し離れた休憩室からでも、客前にあるフロントからでも、自宅や出張先など社外からでも、店舗の予約や車両整備の進捗状況が分かるもんが欲しい!もちろんシステムの操作も場所なんて関係なくできなきゃなんないし、操作した際、リアルタイムですべてのデータが刷新されるのもマストだし!フロントの仕事が増えるのはイヤだから、ネット予約もリアル予約もすべて一元管理できなきゃね!」こんなことを開発する前から考えておりましたし、時代の流れの速さから、開発後もじゃんじゃんブラッシュアップしつづけなきゃなんないという予感もありました。ですから安価に挑戦できるクラウドを選んだというわけです。

これからシステムの導入や開発を検討されている会社さまは、どちらの方法でデータ運用をするのが「自分たちがやりたい事」に合っているのか、しっかりと社内協議してみてくださいね!

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