【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.46 | totoco

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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.46

2025.08.27

みなさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

今月号では「どうやってリソースの管理をクラウドにてできる様にしたのか」についてご案内いたします。

そもそもリソース管理って何?

ハイ皆様。「は?リソース管理?なんやそれ?」って思われたのではありませんか?ですよねー。私もどんな風に表現するか悩んだんです。この「リソース」は何を指すかと申しますと「代車やピット、メカさんや営業さんなど、仕事を割り振る先の総称」でございます。代車やピットはモノだけど、メカさんや営業さんはヒトですよね?ヒトに対して使えるギリッギリのコトバが「リソース」なんです。ですから分かりづらいのは重々承知しつつも「リソース管理」と表現する事にいたしました(何かえぇ案があれば教えてくださいw)

と申しますのも、本コラムで再三再四ご案内しておりますtotoco(ヤマウチで販売しているクラウド型予約管理システム/商品名とっとこ)を導入いただきました先様より「代車を誰に出すのか管理したい!」「どのお客様に作業ピット(もしくはメカさん)を割り当てるか管理したい!」などご要望を頂く様になりまして、弊社ラチェットモンキーのスタッフに「こんな要望来てるケドどうする?作ろか?」と確認したんです。そうしたところ「あー。とうとう来たかぁ・・。メカやピットの管理なんてされちゃうと、仕事が窮屈になるからヤじゃん?だから黙ってたのになぁー。やっぱアカんかったかぁー」。とかなんとか(笑)

メカさんの欲しいものも嫌いなものも管理できちゃう!

メカさんって実のところ仕事をどうやれば効率的に回せるのかをよくご存じです。そりゃそうですよね。腕でメシを食う職人さんですもんね!だけどですね、総じて窮屈に管理される事も嫌うんです。作業が早い人、遅い人、まちまちですし、同じ車種で同じ作業を受注したとしても、お車の使用方法によっては「同じ作業にならない」なんてこと、ザラにありますもんね。カンタンにバッサリと「コレ、○分で仕上げてね!」なんて言っても、なかなかに受け入れずらいというのもよく理解できます。

フロントに立って仕事をしていた現役時代を思い出しつつ「そーじゃわのー。時間に縛られてイヤじゃわのー。なんでtotoco入れてくれた会社さん欲しいって言うんやろなぁ。メカさんたちって了承しとんやろか?」と同調しつつ「だけど、使おうと思ってたピットが勝手に占有されて仕事できんかったらイヤじゃない?貸そうと思ってた代車が無くても困るやろ?」と水を向けますと「おー。代車管理か!それは欲しいなぁー。え?何?作ってくれるんか?マジか!そりゃ嬉しいやんか!」とノリノリの返事が飛んで参ります。

はい。ここまで読んだ方は、もうお気づきですよね? ピットへの仕事の割り当ても、メカさんへの仕事の割り当ても、代車をどなたに貸し出しするかも、すべて「開始日時」と「占有時間」と「誰に」と「何を」の4つで管理するわけですよね?とあらば、この仕組みを汎用性高くこしらえると、何にでも流用できちゃうじゃないですか!メカさんが欲しいものをこしらえつつ、実のところメカさんがキライなものもできちゃうというオモシロ絵図爆誕でございます(笑)

絵で伝えた要件がチームの力で“良いもの”に変わるんです!

そんなわけでまずは要件定義をして設計図をこしらえていくわけですが、皆様ご存知のとおり私は整備工場のフロントに立って仕事をしてきた人ですから、システムに明るいわけではありません。幼稚園児の落書きの様に「何がしたいのか」「何を目的としているのか」「どんな材料(データ)がどこに格納されているのか」「どうやったらその材料を取り出す事ができるのか」などをイラスト入りで書いていき、温泉街の観光マップの様なものをこしらえていきます。仕上がりは、まったくもってカッコイイもんではないのだけれど、ンなもんね、何をしたいかが正確にSE(システムエンジニアの略)さんへ伝わるのが一番重要ですからコレで良いんです!

その“絵”をもとに、システムに明るい方が要件定義をしたり、ロジック破たんしていないかを確認しつつ設計図をこしらえていくのですが、温泉地の観光マップが参考書に掲載されている“賢い図解”に生まれ変わっていきますので、何度経験しても自分のアホっ子さ加減に顔が真っ赤になります(笑)

チームtotocoには、検査員まで持っているメカニックをしていた方や参考書の読み解きが得意なお勉強大好き系の方がいるのですが、皆様「人見さんwまたなんか始まったww」と辛抱強く受け入れてくれるうえ「いや、ココはこうした方がえぇやろ!」や「あかん!それは要望が細かすぎて作っても誰も使わんで!」など活発に意見を出してくれます。ですから結果的に「良いもの」ができあがるんです(手前味噌でスミマセンw)

「ラクになる」&「勢い」でクラウド化を推し進めました

そんなドラマを経て「リソースを任意で何個でも登録ができ、かつ、来店時間と関係なく開始時間や占有時間が個別に設定できる」というシロモノがtotocoに実装されました。「ほら!ココタップしてん!代車管理ができるけん!あわせて駐車場にもナンバリングしたから、鍵と車の保管場所も紐づけ完了や!代車探しまわらんでえぇしラクやろ!」でございます。

数日経過してヒアリングしますと「おー代車の管理!めっちゃえぇやん!」とお褒めの言葉を頂く事になりまして!やったね!

こうなればしめたモンです。「これ、代車と同じ様にピットの管理もできるんで!ちょ!すごない?使ってみてん!」と畳みかけますと「おー。ほんまやの!ちょっと使って見るわ!」難色を示してたのに代車管理で成功体験をした後ですから大変好感触です!「わぁ!ありがとう!嬉しい!うまく使える様やったらメカさんへの仕事の割り振りにも挑戦してみて!案外便利かもしれんわよ!」「お・・おぅ・・。ほな使ってみるわ・・」こういうのは勢いが大切なのですよ(笑)

そんなわけで私は変なハレーションが起きない様に「ラクになる」と「勢い」の二段重ねでリソース管理のクラウド化を推し進めました!ご参考のひとつになれば幸いです!

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【アフターマーケット掲載】totocoが生まれた自動車整備工場のDX成功の秘訣!vol.46

みなさまこんにちは。ヤマウチの人見です。

今月号では「どうやってリソースの管理をクラウドにてできる様にしたのか」についてご案内いたします。

そもそもリソース管理って何?

ハイ皆様。「は?リソース管理?なんやそれ?」って思われたのではありませんか?ですよねー。私もどんな風に表現するか悩んだんです。この「リソース」は何を指すかと申しますと「代車やピット、メカさんや営業さんなど、仕事を割り振る先の総称」でございます。代車やピットはモノだけど、メカさんや営業さんはヒトですよね?ヒトに対して使えるギリッギリのコトバが「リソース」なんです。ですから分かりづらいのは重々承知しつつも「リソース管理」と表現する事にいたしました(何かえぇ案があれば教えてくださいw)

と申しますのも、本コラムで再三再四ご案内しておりますtotoco(ヤマウチで販売しているクラウド型予約管理システム/商品名とっとこ)を導入いただきました先様より「代車を誰に出すのか管理したい!」「どのお客様に作業ピット(もしくはメカさん)を割り当てるか管理したい!」などご要望を頂く様になりまして、弊社ラチェットモンキーのスタッフに「こんな要望来てるケドどうする?作ろか?」と確認したんです。そうしたところ「あー。とうとう来たかぁ・・。メカやピットの管理なんてされちゃうと、仕事が窮屈になるからヤじゃん?だから黙ってたのになぁー。やっぱアカんかったかぁー」。とかなんとか(笑)

メカさんの欲しいものも嫌いなものも管理できちゃう!

メカさんって実のところ仕事をどうやれば効率的に回せるのかをよくご存じです。そりゃそうですよね。腕でメシを食う職人さんですもんね!だけどですね、総じて窮屈に管理される事も嫌うんです。作業が早い人、遅い人、まちまちですし、同じ車種で同じ作業を受注したとしても、お車の使用方法によっては「同じ作業にならない」なんてこと、ザラにありますもんね。カンタンにバッサリと「コレ、○分で仕上げてね!」なんて言っても、なかなかに受け入れずらいというのもよく理解できます。

フロントに立って仕事をしていた現役時代を思い出しつつ「そーじゃわのー。時間に縛られてイヤじゃわのー。なんでtotoco入れてくれた会社さん欲しいって言うんやろなぁ。メカさんたちって了承しとんやろか?」と同調しつつ「だけど、使おうと思ってたピットが勝手に占有されて仕事できんかったらイヤじゃない?貸そうと思ってた代車が無くても困るやろ?」と水を向けますと「おー。代車管理か!それは欲しいなぁー。え?何?作ってくれるんか?マジか!そりゃ嬉しいやんか!」とノリノリの返事が飛んで参ります。

はい。ここまで読んだ方は、もうお気づきですよね? ピットへの仕事の割り当ても、メカさんへの仕事の割り当ても、代車をどなたに貸し出しするかも、すべて「開始日時」と「占有時間」と「誰に」と「何を」の4つで管理するわけですよね?とあらば、この仕組みを汎用性高くこしらえると、何にでも流用できちゃうじゃないですか!メカさんが欲しいものをこしらえつつ、実のところメカさんがキライなものもできちゃうというオモシロ絵図爆誕でございます(笑)

絵で伝えた要件がチームの力で“良いもの”に変わるんです!

そんなわけでまずは要件定義をして設計図をこしらえていくわけですが、皆様ご存知のとおり私は整備工場のフロントに立って仕事をしてきた人ですから、システムに明るいわけではありません。幼稚園児の落書きの様に「何がしたいのか」「何を目的としているのか」「どんな材料(データ)がどこに格納されているのか」「どうやったらその材料を取り出す事ができるのか」などをイラスト入りで書いていき、温泉街の観光マップの様なものをこしらえていきます。仕上がりは、まったくもってカッコイイもんではないのだけれど、ンなもんね、何をしたいかが正確にSE(システムエンジニアの略)さんへ伝わるのが一番重要ですからコレで良いんです!

その“絵”をもとに、システムに明るい方が要件定義をしたり、ロジック破たんしていないかを確認しつつ設計図をこしらえていくのですが、温泉地の観光マップが参考書に掲載されている“賢い図解”に生まれ変わっていきますので、何度経験しても自分のアホっ子さ加減に顔が真っ赤になります(笑)

チームtotocoには、検査員まで持っているメカニックをしていた方や参考書の読み解きが得意なお勉強大好き系の方がいるのですが、皆様「人見さんwまたなんか始まったww」と辛抱強く受け入れてくれるうえ「いや、ココはこうした方がえぇやろ!」や「あかん!それは要望が細かすぎて作っても誰も使わんで!」など活発に意見を出してくれます。ですから結果的に「良いもの」ができあがるんです(手前味噌でスミマセンw)

「ラクになる」&「勢い」でクラウド化を推し進めました

そんなドラマを経て「リソースを任意で何個でも登録ができ、かつ、来店時間と関係なく開始時間や占有時間が個別に設定できる」というシロモノがtotocoに実装されました。「ほら!ココタップしてん!代車管理ができるけん!あわせて駐車場にもナンバリングしたから、鍵と車の保管場所も紐づけ完了や!代車探しまわらんでえぇしラクやろ!」でございます。

数日経過してヒアリングしますと「おー代車の管理!めっちゃえぇやん!」とお褒めの言葉を頂く事になりまして!やったね!

こうなればしめたモンです。「これ、代車と同じ様にピットの管理もできるんで!ちょ!すごない?使ってみてん!」と畳みかけますと「おー。ほんまやの!ちょっと使って見るわ!」難色を示してたのに代車管理で成功体験をした後ですから大変好感触です!「わぁ!ありがとう!嬉しい!うまく使える様やったらメカさんへの仕事の割り振りにも挑戦してみて!案外便利かもしれんわよ!」「お・・おぅ・・。ほな使ってみるわ・・」こういうのは勢いが大切なのですよ(笑)

そんなわけで私は変なハレーションが起きない様に「ラクになる」と「勢い」の二段重ねでリソース管理のクラウド化を推し進めました!ご参考のひとつになれば幸いです!

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